ヒミツゲンシュ犬[★★]
【道具解説】 内緒にしたいことを紙に書いて、ひみつ道具である『ヒミツゲンシュ犬』に食べさせると、そのイヌは秘密を永久に守ってくれる。
【使用目的】 のび太はテストの連続0点で新記録を作ってしまった。それを知ったスネ夫はのび太のママに報告すると言い出した。この秘密を知られたくないために、ドラえもんに「ヒミツゲンシュ犬」を出してもらった。
【使用結果】 スネ夫が「野比さんのおばさ~ん」と叫んでやってきた。内緒にしたいことを書いた紙を食べた「ヒミツゲンシュ犬」が「ウ~ッ」とうなると、洗濯物がバッサと落ち、スネ夫が何度「こんちは」と呼んでも、ママにはその声が届かなかった。
ママが「今日のテストは」と言いながら、階段を上り出すと、お鍋が沸騰し出し、テストのことを忘れてしまった。
のび太がスネ夫に会うと、ジャイアンズが負けた罰として、夜まで町内をマラソンせよと、ジャイアンに命じられていた。この道具のすばらしさを話すと、しずちゃんたちは手紙、ジャイアンは箱一杯の手紙や答案を持ってきた。
この犬にはち切れそうになるまで食べさせたので、真夜中に「パカン」という音を出して、全部吐き出してしまった。のび太のパパは万年筆のペン先の折れ、ママは0点のテストに気付いて、「カン カン」になってしまった。
[S10324・B01062・048005:173]