ゆうどう足あとスタンプ[★★]
[初出誌] 『ゆうどう足あとスタンプ』、「小学四年生」1988年8月号、10頁、68コマ
[大全集] 『ゆうどう足あとスタンプ』、「藤子・Ｆ・不二雄大全集 ドラえもん 16」2011年11月27日 初版第1刷発行、10頁、68コマ
【初出誌vs.大全集】
変更なし
[梗概] 学校の先生がのび太の成績などで、ママに注意しに来るため、のび太は花のお稽古やエアロビクスなどで、どうしてもママに外出してもらいたかった。しかし、逆に、ママに見破られて、のび太が買い物に行くことになってしまった。
ドラえもんに相談すると、「自分が悪いんだ。いさぎよく叱られな」と説教された後、いつものように『ゆうどう足あとスタンプ』を出してくれた。先生の足跡に『足あと採取パウダー』を振りまき、このスタンプをかぶせて、ボタンを押すと、先生の足型スタンプができあがる。
「ペタンコ ペタンコ」と足跡を付けると、その足跡通りにしか進めなくなる。先生の自宅まで、足跡を付けておいたので、先生は家に戻ってしまった。
土管のある広場で、スネ夫は新しく買ったラジコンヘリコプターを飛ばそうとしていたが、ジャイアンが来るのではないかとビクビクしていた。ジャイアンに見つかると、こわれるまで返してくれないため。
のび太がジャイアンの足型スタンプを広場から家まで押しておいたので、ジャイアンに取られる心配は全くなくなった。しかしながら、夕方になっても、スネ夫はラジコンヘリを貸してくれなかった。
のび太が宿題をしないので、徹底的に懲らしめるため、ドラえもんはのび太の足型スタンプを使って、どこまで歩かされるか、わからないような状態を作り出した。のび太はどこまで歩かされるか、わからないので、ついに先生に助けを求めた。
先生からママに電話があり、ママは「のび太が先生のおたくに？ もうしわけございません。すぐ、うかがいます」と電話で謝っていた。
[S1668・M01073・048808]