寝ながらケース[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『寝ながらケース』に、やりたいことを紙に書いて入れ、枕の下にして寝ると、寝ているうちにやりたいことを実行できる。
【使用目的】 のび太のパパは最近太りだし、ジョッギングでもしないといかん心境になっていた。しかし、ママからいつもそんなことを言って続いたことがないと言われていたので、ドラえもんはパパに「寝ながらケース」を出している。
【使用結果】 のび太は「しゅくだい」と書いて「寝ながらケース」に入れて寝ると、次の朝「ハッ 宿題は!?」と目がさめると、宿題は全部終わっていた。ドラえもんにこのケースを頼んだら、強引に「だめ!!」と断られてしまった。
のび太はマンガでも読もうとしたら、ジャイアンが無理矢理借りていったことに気づき、外に出ると、スネ夫が新しいファミコンソフトを買ったが見せてもらえなかった。しずちゃんの家に行くと、スネ夫の電話で出かけたところだった。
のび太は進んで宿題を終え、ドラえもんに「あのケース三枚ほしい。宿題に使わなけりゃもんくないだろ」と言いながら、ジャイアンとスネ夫としずちゃんのまくらカバーの中にこのケースを隠しに行った。夜中になると、ジャイアンがマンガを返し、スネ夫もファミコンを持ってきてくれ、最後に、しずちゃんが遊びにきてくれた。
のび太はお茶を入れ、しずちゃんに新しいファミコンをやってもらった。しずちゃんはうまくクリアーしたが、のび太が「ペゲ ペゲ」とやったが、意外に難しく、ゲームオーバーになってしまった。「もういっぺん!! こいつめ!! こいつめ!! しまった!! こわしちゃった」となってしまった。
のび太は「こっそりかえしてはおいたけど、やはり気になる…。でもあやまったらネチネチといやみを…」を言われるので、「たのむ、もう一枚だけ」とケースを出してもらい、「スネ夫にあやまる」と書いてざぶとんの下にしいて、グウと寝ることにした。
土管のある広場では、のび太が鼻チョウチンを出して、謝るので、スネ夫は「なんだよっ、ペコペコと気持ち悪い」と言ってのび太を敬遠していた。
[S15648・A38094・038508:282]