なりきりプレート[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『なりきりプレート』になりたい役を書いて、首からぶら下げると、何にでもなりきることができる。

 

  のび太は王子様、スーパーマン、透明人間と書いて、それになりきってしばらくの間楽しんでいた。ジャイアンがあまりにも乱暴であるので、のび太はそのプレートに女の子と書いて、ジャイアンの首にぶら下げた。

 

【使用目的】 のび太は王子の役をもやりたかったが、ジャイアンやスネ夫から王子のがらじゃないと強く批判されてしまった。しかし、どうしても王子の役をやりたいので、ドラえもんに「なりきりプレート」を出してもらっている。

 

【使用結果】 のび太が最初、「なりきりプレート」に「おうじさま」と書くべき所を「おじさま」と書いて、ママから「おじさまいらっしゃい」と言われてしまった。「王子様」と描き直して、町を歩くと、しずちゃんから、「王子様」と尊敬の眼で見つめられた。

 

  ジャイアンやスネ夫からは相変わらず柄でないと軽蔑され、さらに、いじめられたので、のび太はスーパーマンや透明人間になって対抗することにした。

 

 ジャイアンの乱暴が収まらなかったので、「女の子」とそのプレートに書いて、ジャイアンの首に掛けた。すると、ジャイアンはしずちゃんたちの前で、「こんどの劇で、あたしがシンデレラやるわよ。もんくある?」と主張することになった。

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