断層ビジョン[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『断層ビジョン』を使うと、外から見えないところを手軽に詳しく調べることができる。

 

【使用目的】 おじさんやおばさんからもらったこづかいの場所を宝の地図に書いて、山に埋めておいた。目印が紙くず、野良犬、ジュースの空き缶であったので、現場に行ってみると全部なくなっていた。のび太が全財産なくしたと泣き崩れていると、ドラえもんが「断層ビジョン」を出してくれた。

 

【使用結果】 のび太は「断層ビジョン」でアップし、ゆっくり地面の中を移動しながら観察していると、地層の中にのび太が隠した貯金箱を発見した。そこで、のび太は現場に行ってその貯金箱を掘り出すことができた。

 

 この機械を使ってアリの巣の観察をしていた。しずちゃんの家の庭には大きなアリの巣があることがわかった。ドラえもんが「くれくれもまじめに勉強するんだよ」と言い残して部屋を出た。

 

  のび太がちょっと上の方を見てみると、「ジャーン」としずちゃんが入っている浴室が映し出された。ドラえもんが突然「なに見てんだ!!」と部屋に入ってきたので、のび太はダイヤルを「グルグル グル」と回して、「いやなに、たいしたものみてないよ」と弁解している。

 

 画面を見ると、雪の中に、なだれで埋まっている人物が見つかった。早速、槍ヶ峯の中腹あたりに埋まっている人を救助して、病院に送りとどけることができた。

 

  家に帰ると、おやつの時間であったが、ドラえもんは「ぼくは用があるから先にいってて」とのび太を追い出し、「おそかったか…、もうあがっちゃったみたい」という声が聞こえてきた。のび太がフスマをガラリと開けると、顔を赤らめていたドラえもんが「あ、いやこれは…あの、その……」と狼狽しまくっていた。

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