宅配キャップ[]

【道具解説】 ひみつ道具である『宅配キャップ』を被ると、その人は宅配便の配達員になる。

 

【使用目的】 まだ何も盗んでいないので、ドラえもんはそのおじさんの目の前に「ポト」と「宅配キャップ」を落としている。

 

【使用結果】 のび太が『ナニスルグラス』で見知らぬおじさんを見ると、そのおじさんが窓を破って、大きなフロシキ包みをかついで逃げるシーンが映し出された。早速、ドラえもんに知らせると、まだなんにも盗んでおらず、おまわりさんに知らせるわけにいかないので、「たくはいキャップ」をその男の人の前に「ポト」と落としている。

 

  この帽子を被ると、宅配便の配達員になるというものである。ママからお花の先生に届けるようにいわれたものを野比家の庭にほったらかしにしておいた。すると、届け物がある時は配達人がとりにやってきてくれるというものであった。

 

 帽子をかぶった男がやってきて、その大事な荷物を持っていったので、後を追い掛けると、その男はおまわりさん、大嫌いな犬、工事中のため、しかたなくあちこち動いている間に迷子になってしまった。

 

  窓の開けっ放しの家があったので、なにか盗んでやろうと思って中へはいると、人がきたので、大事な荷物をおいて外に出てしまった。その家はお花の先生の家でもあった。

 

 その男が電気店の前にテレビのダンボールの箱が置かれていたので、「サッ」と盗んで、運んでいると「重い!! 汗が目に入って前が見えない」ので、箱をおろすと、配達先の山田さんの家の前であった。その男は腕を組みながら、「おれ、どろぼうに向いてないのかなあ…、まじめに働くしかないのかなあ…」と思案に暮れていた。

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