旅行窓セット[★★]
[初出誌] 『旅行窓セット』、「小学三年生」1987年5月号、8頁、52コマ
[単行本] 『旅行窓セット』、「てんとう虫コミックス ドラえもん第10巻」1976年4月25日 初版第1刷発行、8頁、52コマ
[大全集] 『旅行窓セット』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 16」2011年11月30日 初版第1刷発行、8頁、52コマ
【初出誌vs.大全集】
変更なし
[梗概] 土管のある広場で、今度の連休に、ジャイアンは温泉に、しずちゃんは九州に、スネ夫はハワイに行くと、楽しそうに話し合っていた。のび太は家に帰って、みんな旅行に行くと訴えても、ママは「よそはよそ、うちはうちです!!」と全く相手にしてもらえなかった。
ドラえもんは次の日に、『旅行窓セット』を出してくれた。このセットの「スクリーン」に、コントローラーで電車に乗って動いている景色を映し出すことができる。窓を見ながら食事をすると、食堂車に乗っているみたいだった。
電車を止めて、スクリーンの窓を開けて降りると、ほんとにその場所に来てることになり、どこへでも旅行することが可能になる。「窓」を変えると、登山電車に乗ったり、ロープウエーに乗ったり、降りて、富士山を背景に写真を撮ることもできる。飛行機で九州に行くこともでき、高度を下げて遊覧飛行もできた。
パパが会社から帰ってきたので、この窓を使って、一家そろってハワイに泳ぎに行くことができた。
[S1665・F1707・038705]