ついせきアロー[★★]
[初出誌] 『ついせきアロー』、「小学三年生」1985年10月号、8頁、56コマ
[大全集] 『ついせきアロー』、「藤子・F・不二雄大全集 4」2012年4月30日 初版第1刷発行、8頁、56コマ
【初出誌vs.大全集】
変更なし
[梗概] ジャイアンは一日一回のび太を殴らないと飯がまずくなると言っていた、ジャイアンがここ二、三日のび太に会ないため、イライラしていた。ジャイアンは学校ではのび太の顔を見かけるが、終わると途端に消えるので、何か秘密があるとにらんでいた。
のび太は『ついせきアロー』でたえず、ジャイアンを追跡し、モニターで現在場所をしっかり把握していた。どんなに逃げても、この「ついせきアロー」を振り切ることができないため、ジャイアンはドラえもんをつかまえて、のび太のコントローラーを持ってくるように命令している。
のび太はコントローラーを手渡そうと思ったが、怖くてできないので、『入れかえロープ』を使って、ジャイアンのかあちゃんと入れ代わった。のび太顔のかあちゃんにジャイアンが、「矢じるしをかあちゃんにつける、そしたらいつもいどころがわかって逃げられる」という秘策を話すと、「ペチ」とぶん殴られてしまった。
その後、ジャイアンはコントローラーを持ったかあちゃんから、「タケシ! にげてもむだだからね」と言われたが、ただ逃げ回るしか方法が残されていなかった。
[S1584・M01059・038510]