「ぬいぐるみカメラ」と「クルーム」[★★]

[初出誌] 『「ぬいぐるみカメラ」と「クルーム」』、「小学三年生」19852月号、8頁、47コマ

[単行本]  『「ぬいぐるみカメラ」と「クルーム」』、「てんとう虫コミックス ドラえもん第10巻」1976425日 初版第1刷発行、8頁、47コマ

[大全集] 『「ぬいぐるみカメラ」と「クルーム」』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 152011927日 初版第1刷発行、8頁、47コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 変更なし

 

[梗概] ジャイアンとスネ夫の恐竜と格闘している写真はまるで映画のスチールのように見えた。スネ夫のパパが映画会社の社長と友だちであり、撮影所見学のときに写したものである。スネ夫がこんな写真を撮ってみたいかと尋ねると、みんな一斉に撮ってみたいと答えた。すると、この映画の撮影はもう終わったとのことであった。

 

家に帰ると、ドラえもんが『ぬいぐるみカメラ』と『クルーム』を使って、ネコの縫いぐるみを作り、天井のネズミを追っ払っていた。

 

ドラえもんが怪獣図鑑のゴジラをカメラで撮って、のび太にクリームを塗り、カメラのコードをのび太につないで、スイッチオンにすると、ほんとのゴジラの縫いぐるみができあがった。のび太ゴジラが「ピギャ~!!」とほええると、火炎ノズルから炎が出て、襖を焦がしてしまった。

 

ドラえもんは『インスタントミニチュア製造カメラ』で大都会のセットを作っていた。そして、ドラえもんがこのセットの中で怪獣と格闘するのび太、はる夫、安雄のスチール写真を撮ることにした。すると、ジャイアンとスネ夫は「のび太のくせに生意気だ!!」と言いながら、このセットの中で、乱暴狼藉をはたらいた。

 

 ドラえもんはジャイアンとスネ夫の縫いぐるみを作り、落ち葉掃除をしているかあちゃんをじゃましたり、ざあますママに水鉄砲で水をかけたりして、二人を犯人に仕立てて、厳しくしかってもらっている。

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