人間そっくりたまご[★]
[初出誌] 『人間そっくりたまご』、「小学三年生」1981年8月号、3頁、21コマ
[大全集] 『人間そっくりたまご』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 12」2011年3月30日 初版第1刷発行、3頁、21コマ
【初出誌vs.大全集】
変更なし
[梗概] この作品は「ドラえもんひみつ道具作品」で一等賞に輝いた。北海道発寒小学校三年中村健一くんのアイディアを藤子先生がマンガ化した作品である。
ドラえもんの取り出した『人間そっくりたまご』は「弟や妹が欲しいとき手であたためると、中のロボットがそっくりになって出てくる」ひみつ道具である。のび太が卵をあたためると、のび太そっくりの妹が生まれてきた。
けん玉をやっても、オセロをやっても、のび太は全く妹に勝てません。のび太が妹に、「オセロに勝ったぐらいでいばるな!!」と怒鳴りつけ、妹を「ワ~ン ワ~ン」泣かせて、無責任にも外へ逃げ出してしまった。
のび太を見つけたママがのび太の耳を引っ張りながら、「いもうとをなかせるなんて!!」としかりつけた。すると、しずちゃんが「のび太さんに妹がいたんですか?」と尋ねたので、ママはパニックってしまった。
[S1274・M01058・038108]