そっくりかかし[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『そっくりかかし』を口にくわえ、思いっきり空気を吹き入れると、吹いた人とそっくりなコピーを作ることができる。そして、そのコピーにさまざまな監視役を割り当てることができる。

 

【使用目的】 野比家の玄関前につくしが二本生えたので、のび太は採られないためにドラえもんに頼んで「そっくりかかし」を出してもらっている。

 

【使用結果】 最初につくしを取りに来た人には、「そっくりかかし」で作ったのび太の見張りは効果があったが、スネ夫にはのび太の見張りは全く通用しないので、つくしは一本奪われてしまった。広場の土管の上で歌っていたジャイアンに、「ただのゴムホース」を吹いてもらって、ジャイアンの見張りを立てることになった。

 

 威力は抜群で、スネ夫を「ウガー」と脅し、安雄やはる夫も「ボカ ボカ」殴られて、つくしに手を出すことができなかった。本人のジャイアンが自分のかかしを見て、お互いにけんかを始めたが、いつまでたっても決着が付かないので、スイッチを切ることになった。

 

 ママから「宿題もしないで、そんなおもちゃで遊んでいたのね」と叱られ、その後、ママがかかしになって、のび太の勉強を監視することになった。

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