そうなる貝セット[★★]
【道具解説】 『そうなる貝セット』は八種類の貝(アタタ貝、やり貝、マチ貝、とり貝っこ、オタ貝、ヤッ貝、ジコショー貝、ウンドー貝)で構成されているひみつ道具である。
【使用目的】 のび太がしずちゃんに難しい宿題を二人でやろうと誘い掛けると、スネ夫から「どうせのび太なんかひとつもできないんだから」と言われたので、全くやる気をなくして家に帰ってきた。すると、ドラえもんはのび太に「そうなる貝セット」の「やり貝」を付けている。
【使用結果】 家に帰ると、ドラえもんが背中に「アタタ貝」を付けてくれたので、ストーブのようにポカポカと温かかった。「やり貝」を付けると、宿題がどんどんはかどり、全部終えることができた。
しずちゃんが宿題をまだ終わっていなかったので、貸してあげようと出掛けると、ジャイアンに出くわした。やり貝を付けて「スイ スイ」宿題を終えたと話すと、ジャイアンに奪われてしまった。
ドラえもんとのび太はひみつ道具の『かたづけラッカー』で姿を消して、「とり貝っこ」に出掛けた。ジャイアンがスネ夫の前で「おれが天才だから」宿題なんか「スイ スイ」できると豪語していた。「マチ貝」と取りかえると、ジャイアンの答えは間違いだらけであった。スネ夫に「オタ貝」を付けると、スネ夫の答えも同様であった。
ジャイアンとスネ夫が土管のある広場でキャッチボールを始めた。ジャイアンの付けていた貝を「ヤッ貝」と「とり貝っこ」すると、ジャイアンの大暴投でガラスが「ガチャン」と割れてしまった。逃げるジャイアンに「ジコショー貝」を付けると、神成さんの前で「剛田武」と名前を名乗ることにたった。
スネ夫がジャイアンの背中に変な貝が付いていることに気付いた。のび太は追い掛けられたので、二人に貝を付けると、のび太のことをすっかり忘れ、二人は夢中に競走し出した。のび太が二人に付けた貝は「ウンドー貝」であった。
[S16165・B05075・028601:355]