万能テントですてきなキャンプ[★★]
[初出誌] 『万能テントですてきなキャンプ』、「小学三年生」1979年9月号、9頁、53コマ
[単行本] 『万能テントですてきなキャンプ』、「てんとう虫コミックス ドラえもん未収録作品スペシャル第12巻」2004年8月20日 初版第1刷発行、9頁、53コマ
[大全集] 『万能テントですてきなキャンプ』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 10」2010年10月30日 初版第1刷発行、9頁、53コマ
【初出誌vs.大全集】
「しずちゃんもさそおう」が「しずちゃんもさそおうよ」に変更[226(3)]
「こんなとこでおべんとうを食べるといい気持ちだね」が「こんなところでおべんとうを食べると、いい気持ちだね」に変更[229(1)]
「ステレオのボタンもあるよ」が「ステレオのボタンもある」に変更[229(7)]
「お金はうちの方ではらうんだから」が「お金はうちではらうんだから」に変更[230(1)]
[梗概] ドラえもんが未来に帰っている間に、野比家はみんなでキャンプに行っていた。山はゴミだらけ、キャンプの周りはラジオの騒音とヤブ蚊だらけであり、のび太は「もう二度とキャンプへ行かないぞ」と思った。
ドラえもんはしずちゃんとのび太を誘って、売り出されたばかりの『万能テント』を持って、キャンプに出かけている。外見上、テントは犬小屋みたいだけれども、中にはいると広々としており、ボタンを押すと、床は絨毯みたいになり、居心地のいい居間が出現し、壁も透き通るようになった。
ボタンを押すと展望台になり、『出前スタンド』からは好きな料理が出てきた。ステレオのボタンもあり、食後のデザートも自由自在に出すことができた。ゴミのボタンを押すと、拾ったゴミを野比家のくずかごに送ることができた。
寝室やお風呂場もボタンを押すと出すことができ、さらに、たくさんの遊び道具を使って、草原、湖、空中で楽しく遊ぶことができた。
ベッドで寝ていると、「ゴソ ゴソ」音がするので、確認すると、掃除ボタンが押しっぱなしになっていたので、山の中のゴミを集めて、野比家にゴミを送り続けていた。
家に帰ると、ドラえもんは机の引き出しの「タイムマシン」に乗って、のび太の制止を振り切りながら、「ぼく、ちょっと未来に用事があるから」と出掛けようとしていた。
[S1030・E1203・037909]