スーパージャイアン[★]
[初出誌] 『もしもジャイアンがスーパーマンなったら…』、「小学三年生」1979年4月号、7頁、43コマ
[単行本] 『スーパージャイアン』、「てんとう虫コミックス ドラえもんプラス第2巻」2005年8月25日 初版第1刷発行、7頁、46コマ
[大全集] 『スーパージャイアン』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 10」2010年10月30日 初版第1刷発行、7頁、46コマ
【初出誌vs.大全集】
タイトル『もしもジャイアンがスーパーマンなったら…』が『スーパージャイアン』に変更
「ピイ」、「音符」コマ挿入[189(2)]
「ほう、スネ夫がいじめるのか、悪いやつめ」コマ挿入[189(4)]
「みんなせっせと呼んでいる」、「無理しちゃって」、「ピイ」、「音符」コマ挿入[189(8)]
[梗概] のび太は干してあったひみつ道具『スーパーマンのマント』を見つけ、かっこいいスーパーマンになろうとした。そのマントをジャイアンに奪われてしまったが、ドラえもんは安物だから、たいして強くもなく、「笛」で呼ばれた時しか空を飛べないと、ジャイアンやのび太に説明している。
ドラえもんは近所の子どもに笛を配ったが、事件がないため、ジャイアンの出番がないので、電話で、スネ夫やのび太に事件を探してこいと命令している。スネ夫から余計なことをするからだと、のび太は追い掛けられたので、思わず笛を吹くと、ジャイアンが飛んできて、スネ夫をやっつけてくれた。
笛で呼び出される機会も多くなり、ジャイアンは満足して空中を飛びながら現場に駆けつけ、事件を解決していた。笛で呼ばれると何をしていても行かなければならないので、ごはん中、風呂に入っている時、真夜中にも、飛び続けていた。
百回仕事をするまでマントを脱げないので、ジャイアンが野比家に怒鳴り込んできた。ジャイアンがのび太に暴力を振るおうとしたので、ドラえもんが笛を吹いた。
すると、別のジャイアンのスーパーマンが現れ、のび太とドラえもんが「いじめっ子のジャイアンをやっつけて!」と頼むと、ジャイアンは一人二役で、「ゴツ ボカ」と殴り合うことになった。
[S1025・B0213・037904]