セットメーカー[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『セットメーカー』は、「しばいや映画撮影のための、セットを作る道具」である。家のイメージを思い浮かべながら、そのセットのスイッチを「カシャ」と押すと本物の家が目の前に現れる。
【使用目的】 ママに先生から電話がかかり、先生が家庭訪問で野比家を訪れることになった。のび太の頼みでドラえもんは「セットメーカー」を出している。
【使用結果】 ドラえもんは「セットメーカー」を使って、てきとうな場所に野比家とそっくりに家を建てている。うらから見るとにせものだってことがばれちゃうので、玄関から廊下を通って居間までの部分をしっかりと作った。先生も「うむ、まちがいない。お母さんが帰られるまでまたせていただく!!」となった。
「そのうちあきらめると思うけど…、先生はとうぶん帰らないだろう」と思って、このセットを使ってうら山にお城を作ることにした。しずちゃんをお城に招待すると、バルコニーからのながめを見たいと言い出したので、外の景色を忘れていたので、霧のホリゾントに景色を映すことにした。
しずちゃんは「森と湖にかこまれて…。今にもカッコーの声が聞こえてきそう」とご満悦であった。のび太がドラえもんにジュースやケーキを持ってきてほしいと頼んだので、ドラえもんは「ドタ バタ」しながら懸命に運んでいた。
のび太はドラえもんに「うっかりしてたけど、先生にもお茶ぐらい出しといてい」と頼まれたので、「人をなんだと思ってんだろ」と「ドタ バタ」運んでいたらママに見つかってしまった。
のび太が「ドラえもーん。しずちゃんが湖で、ボートにのりたいというんだよ」と言いながら、探しても見つからないので、タケコプターを使って探したら、先生とママにつかまって、冷や汗を垂らしてお茶のお盆をもって立っているドラえもんを発見することになった。
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