静止衛星[]

【道具解説】 ひみつ道具である『静止衛星』をシンにして、宇宙に水の星を作ることができる。「水は無重力空間では集まって球形になる」原理を利用して、宇宙に星を作る。

 

【使用目的】 スネ夫から尾の島海岸へ砂遊びにいらっしゃいと誘われたが、のび太はそうまでいわれてついていけるかと思ったが、でも行きたかった。そのため、ドラえもんに「静止衛星」を出してもらっている。

 

【使用結果】 『電送ポンプ』で海の水を「ド ド ド」とくみ上げ、「静止衛星」をシンにして水の星を作っている。この星は尾の島の海水と砂で作り、尾の島の真上に浮かんでいた。

 

  望遠鏡でのぞくとしずちゃんたちが尾の島海岸でビーチバレーを楽しんでいた。この星は引力が小さいから、ほんの少し水をかけば泳ぐことができ、のび太もすいすいと泳ぐことができた。

 

 この星では食べ物がないので、出前を頼んですきなものをたらふく食べることができた。まだなにかとてもだいじなものがたりないと考えていたら、しずちゃんがいないことに気づいた。しずちゃんたちがボートで沖へこぎ出したので、この星をもっと大きくしてボートで沖へ出られるようにしている。

 

  しずちゃんたちは陸が見えない沖に流され、その上、オールもなくし、三人で帰れないようと泣いていた。ドラえもんが海水をくみ上げていたが、海水がとまってしまったので、ゴミでも詰まったかと思い「スポン スポン」と直していた。すると、「ドドオ」と大量の海水とともに、しずちゃんたちが吹き上げられてきた。

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