みらいラジオ[★]
[初出誌] 『みらいラジオ』、「小学三年生」1976年9月号、5頁、33コマ
[単行本] 『みらいラジオ』、「てんとう虫コミックス ドラえもんプラス第1巻」2005年8月25日 初版第1刷発行、5頁、33コマ
[大全集] 『みらいラジオ』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 7」2010年4月28日 初版第1刷発行、5頁、33コマ
【初出誌vs.大全集】
「イッヒッヒッヒッ」が「イッヒッヒッヒッ、子どもばかりで留守番か……」に変更[148(5)]
[梗概] ひみつ道具である『未来ラジオ』で十分後の世界を聞いていると、パパとママが大げんかしていた。のび太やドラえもんがパパに恐ろしい出来事が襲いかかる、と忠告しても全然耳を傾けてくれません。十分たつと、ママがゴルフセットを携えて、なぜ買ったのかをパパに激しく問い詰め出した。
三十分後をラジオで聞くと、二人は仲直りをし、映画に行く約束を交わしていた。のび太たちの部屋の十五分後の音を聞いていると、しずちゃんの声が聞こえてきた。その時刻になると、しずちゃんが「トン トン」とノックして、ドアを開けたので、のび太が待っていたよと迎えると、しずちゃんはびっくりしてしまった。
面白いラジオなので、みんなで十分後の音を聞くことにした。すると、「子どもばかりでるすばんか、いいところへ入った。おとなしくしろ! 強盗だっ! こらっ、逃げるとうつぞっ。ズダン ギャ~ン」と聞こえてきたので、しずちゃんは家に帰り、のび太は110番に電話をしようとしていた。
玄関にスネ夫が来て、携帯テレビを買ってもらったと言いながら部屋に入った。そのテレビから「子どもばっかりでるすばんか…」という声が流れてきた。
[S0719・B0115・037609]