ドロン巻き物[★★]
[初出誌] 『ドロンまきもの』、「小学一年生」1976年5月号、4頁、31コマ
[単行本] 『ドロン巻き物』、「てんとう虫コミックス ドラえもんプラス第2巻」2005年8月25日 初版第1刷発行、4頁、31コマ
[大全集] 『ドロン巻き物』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 7」2010年4月28日 初版第1刷発行、4頁、31コマ
【初出誌vs.大全集】
変更なし
[梗概] 話し合ってもらちがあかず、風呂の大嫌いなのび太がママから強引に入るように命令されていた。のび太は「親だからといって子どもにむりやりいうことをきかせようとするのがけしからん!」と主張し、ドラえもんにひみつ道具である『ドロン巻き物』を出してもらっている。
すると、この巻き物の煙をかけられたのび太は姿を自由自在に消すことができた。洗濯物を干しているママに姿を消したのび太は「ふろにはぜったいに入らないからね!」と挑発し、洗濯したセーターを着て、ママを翻弄して、壁にぶつかるように誘導したりしている。
動き回って、調子に乗ったのび太は巻き物を持っていたドラえもんに激突してしまった。巻き物が落ちて、壊れてしまい、「シュウ」と大量の煙を噴出し、ママもドラえもんもすべて姿を消すことになってしまった。
みんな何も見えなくなったので、お互いに「ゴツン」とぶつかったり、つかまえっこしたりして、大混乱になった。そうこうしているうちに、のび太は「ザブン」とへんなところへ落っこちてしまった。それは水を張った風呂であり、ママから「どうせなら、初めからすなおに入ればいいのに」と説教されている。
[S0715・B0205・037605]