スーパーマンになれるマントと笛[★★]

【道具解説】 『スーパーマンになれるマント』は安物であまり強くなく、誰かに笛で呼ばれた時のみ空を飛ぶことができるひみつ道具である。しかし、一度身に付けると「笛」で呼ばれた時は、どこで何をしていても助けに行かなければならない。しかも、百回仕事を続けないと、このマントは脱ぐことができないという厳しいものである。

 

【使用目的】 のび太はスーパーマンになりたいため、どうしても「スーパーマンになれるマント」が欲しかった。

 

【使用結果】 のび太が使う前に、ジャイアンに「スーパーマンになれるマント」を奪われてしまった。ドラえもんは近所の子どもに笛を配ったが、事件がないため、ジャイアンの出番がないので、電話で、スネ夫やのび太に事件を探してこいと命令している。

 

  スネ夫から余計なことをするからだと、のび太は追い掛けられたので、思わず笛を吹くと、ジャイアンが飛んできて、スネ夫をやっつけてくれた。

 

 笛で呼び出される機会も多くなり、ジャイアンは満足して空中を飛びながら現場に駆けつけ、事件を解決していた。笛で呼ばれると何をしていても行かなければならないので、ごはん中、風呂に入っている時、真夜中にも、飛び続けていた。

 

百回仕事をするまでマントを脱げないので、ジャイアンが野比家に怒鳴り込んできた。ジャイアンがのび太に暴力を振るおうとしたので、ドラえもんが笛を吹いた。

 

すると、別のジャイアンのスーパーマンが現れ、のび太とドラえもんが「いじめっ子のジャイアンをやっつけて!」と頼むと、ジャイアンは一人二役で、「ゴツ ボカ」と殴り合うことになった。

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