カキどろぼう[]

[初出誌] 『カキどろぼう』、「小学三年生」197411月号、4頁、26コマ

[単行本]  『カキどろぼう』、「藤子不二雄ランド ドラえもん短編第11巻」1985412日 初版発行、4頁、26コマ

[大全集] 『カキどろぼう』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 52010130日 初版第1刷発行、4頁、26コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 変更なし

 

 [梗概] ジャイアンとスネ夫は神成さんのカキに無断で名札を付けて予約し、のび太に一個10円で売っていた。ジャイアンたちがおいしそうに、柿の木に登ってカキを食べているのを見たので、のび太も登って食べようとすると、神成さんから竹ざおで「バシ」と殴られ、きびしく叱られてしまった。

 

 のび太は家に帰り、庭に柿の種をまいて、育てようとした。ドラえもんから、カキは実がなるのに八年かかるといわれたが、平気の平左であった。なぜなら、「タイムマシン」で、8年後に行く計画を立てていたからである。8年後に行ってみると、カキはひとつもなっていなかった。

 

 23日前に「タイムマシン」で再度わが家へ行くと、枝が折れそうなほどたくさんなっていたので、ドラえもんと一緒に食べていると、またカキどろぼうと言われて、「バシ」と竹ざおで殴られてしまった。今度は、8年間苦労して育てた、8年後ののび太から殴られることになった。

[S0532I1122037411]