十円なんでもストアーと看板[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『十円なんでもストアー』(121)の『看板』(121)にお店の名を書いて、お金を入れると物を買うことができる。看板を書き直せば、どんなお店にすることもできる。一枚の看板で買えるのは一つだけの制限がある。
【使用目的】 のび太は本屋の休みで楽しみにしていた小学四年生を買うことができなかった。一方、ドラえもんもお菓子屋さんが休みでどら焼きを買うことができなかった。しかし、ドラえもんはどうしてもがまんできなかったので、「十円なんでもストアーと看板」を出している。
【使用結果】 のび太は「ほんや」と書いて「小学四年生」、パパは「タバコ屋」と書いて「タバコ」を、ママは「すきやきをしようとしたらお肉やさんが休み」だというので、「お肉やさん」と書くと、休みでも肉を手に入れることができた。
しずちゃんに見せようとしたら、パパと映画を見に行くので、のび太は「えいがかん」と書いて、「おもしろいおもしろい」と見ていたら、しずちゃんが満員で入れなかったので、再度その映画を見ることになった。
映画がおわったら、喫茶店へ入ろうということになり、食べたい物、飲みたい物、なんでも十円で出てくるよと話していると、ジャイアンとスネ夫が「かせ」と追い掛けてきた。
あといちまいしかなかったので、「こうばん」と書き、おまわりさんに「人の物横どりしちゃいけないよ」と注意してもらった。のび太は「十円ででてくるおまわりさんなんて初めて」としずちゃんに語っている。
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