自動雪かき機[]

【道具解説】 三月の大雪は、のび太がひみつ道具である『お天気ボックス』を誤って使用したためだと考えていた。したがって、日本中の雪かきをする責任があるので始めたが、すぐにダウンし、ドラえもんに『自動雪かき機』を出して欲しいとお願いしてしまった。

 

【使用目的】 のび太が故障した「お天気ボックス」を「ドカン ボカン」と激しく蹴りつけると、なぜか大雪が降り出し、日本中が雪の下に埋もれてしまった。自分の責任だと思ったのび太はドラえもんに「自動雪かき機」を出してもらおうとしている。

 

【使用結果】 町では、出前の兄さんも自転車に乗れなくなり、車も動かなくなり、野菜が値上がりし、雪のため青森の出張から帰れなくなるといったように、大騒動になっていた。多くの人たちが大雪のため迷惑しているので、のび太は日本中の雪かきをする責任があると思って、雪かきを始め出した。

 

 家に帰って、思案に暮れていると、ドラえもんが「タイムマシン」で帰ってきたので、事情を説明して、機械を点検してもらうことにした。点検の結果、機械は雪の降る前から故障しており、大雪は機械のせいではなく、三月には珍しい大雪であることが明らかになった。

 

  テレビでも、寒冷前線が去ったので、雪もまもなく止むでしょうと、伝えていた。そのため、のび太はドラえもんと一緒に、広場で雪だるまを作って楽しく遊ぶことにした。

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