フリダシニモドル[★★]

[初出誌] 『フリダシニモドル』、「小学三年生」19731月号、7頁、50コマ

[大全集] 『フリダシニモドル』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 320091028日 初版第1刷発行、7頁、50コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 変更なし

 

 [梗概] ドラえもんは廊下で『フリダシニモドル』というサイコロで遊んでいた。出た目の数だけ時間が戻る道具で、一が出たら一分逆戻りする。のび太が廊下を歩いているときボールを踏んでツルリと滑ってしまった。サイコロを振ると二の目が出たので、二分逆戻りして、次は無事廊下を歩くことができた。

 

 食事時にも、お雑煮をこぼしたので、サイコロを振った。パパはサイコロが振られるたびに、寝たり起きたりしていた。しずちゃんたちと羽子板遊びをしたときも、何度もサイコロを使うことになった。のび太は「いつでもやりなおせると思うと、かえってしっぱいばかりする」ので、サイコロをドラえもんに返すことになった。

 

 ジャイアンやスネ夫と家で、スゴロクをしたときも、のび太がサイコロを振ると、何度も何度も振り出しに戻った。ジャイアンやスネ夫から「さっさとあがれよ。もう、おまえだけだぞ」と催促されている。

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