ロボット・カー[★★]
[初出誌] 『ロボットカー』、「小学三年生」1971年4月号、7頁、40コマ
[単行本] 『ロボット・カー』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第5巻」2005年4月25日 初版第1刷発行、7頁、40コマ
[大全集] 『ロボット・カー』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 2」2009年8月30日 初版第1刷発行、7頁、40コマ
【初出誌vs.大全集】
変更なし
[梗概] スネ夫がパパの運転でドライブに行くのだと自慢するので、のび太は『ロボット・カー』を出してもらった。このカーは悪口を言われると、気を悪くする代物である。
地図に行き先を書いて、カーの鼻に入れると、ひとりでに走り出した。道順を書いていなかったため、人の家の中を走り抜ける途中、偶然家の中で強盗を引いてしまっている。
しずちゃんを誘って、ドライブを続けると、赤信号ではしっかり止まるが、混んだ道では車の上を走ったりもした。途中目の前の車が好きになり、結婚したいと言い出した。ドラえもんが「いまにもっといいあいてを見つけてやる」とお世辞を言うと、渋々納得してくれた。
スネ夫の車が抜き去ると、カーッとなった「ロボット・カー」は抜き返し、しばらくカーレースを展開した。警察のパトーカーにスピード違反でつかまると、この「ロボット・カー」はひとりで動く車であるので、警官は悪いのは車と判断し、車を説教し出した。
すると、まわりの運転手が「車におこってる。おかしいじゃないの」と抗議すると、警官は「や~めた」と言いながら帰っていってしまった。
[S0216・D0507・037104]