催眠グラス[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『催眠グラス』を掛けて、しゃべると相手を催眠に簡単にかけることができる。

 

【使用目的】 催眠術のテレビを見た後、ジャイアンがマネをしてのび太に催眠を掛けようとした。しかし、のび太がかからないので、かかるまで、ぶん殴ってやると追い掛けてきたので、ドラえもんに相談して「催眠グラス」を出してもらっている。

 

【使用結果】 「催眠グラス」をかけたドラえもんが「うでがおもくなる」と一言いうと、のび太は「わあおもい!」と叫んで、前に「ズシン」と倒れてしまった。

 

 のび太がこのグラスをかけて外に出ると、ジャイアンが追いかけてきた。壁に追い詰められたので、のび太が苦し紛れに「らんぼうしないで」と頼むと、ジャイアンは催眠にかかってしまった。ジャイアンにさらに「やさしい女の子だ」と告げると、近くでしずちゃんたちのしていたゴム跳びに「入れてちょうだい」といって一緒に遊んでいる。

 

 催眠が解けて、「ハッ」と気づくと、ジャイアンは再び追いかけてきたので、のび太が「おまえはイヌだっ!」と叫ぶと、電柱におしっこをかけ、スネ夫を「ペロ ペロ ベタ ベタ」となめだした。「ハッ」と気づくと、スネ夫から「のび太の声が聞こえないよう、耳にせんをしていけば」とアドバイスをされた。

 

  のび太が「こんどは鳥になれ。どこか、遠くとんでいけ」と催眠をかけても全く効果なく、「ドカ ボカ」と殴られてしまった。

 

 家に帰るといい考えが浮かび、のび太は鏡を見ながら、自分で自分にプロレスラーになれと催眠術をかけ、外に出て、ジャイアンを完全にたたきのめしている。のび太のパパが散歩から帰ると、玄関前にかわったサングラスが落ちていた。拾って、鏡の前でサングラスをかけて、「まるでふくろうだ」とつぶやいた。

 

  すると、パパは二本の足で木の上に止まって、「ホー ホー」と鳴きき出した。夜になってもパパが帰らないので、のび太は「パパは、どこへいっちゃったんだろう」とドラえもんに語りかけていた。

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