なかまバッジ[★★]
[初出誌] 『なかまバッジ』、「小学二年生」1987年5月号、8頁、59コマ
[単行本] 『なかまバッジ』、「てんとう虫コミックス ドラえもんプラス第4巻」2005年8月25日 初版第1刷発行、8頁、59コマ
[大全集] 『なかまバッジ』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 17」2012年2月29日 初版第1刷発行、8頁、59コマ
【初出誌vs.大全集】
変更なし
[梗概] のび太がしずちゃんを遊びに誘うと、出木杉と一緒に宿題をやるというので断られてしまった。のび太が一緒に勉強しようと頼むと、出木杉から自分で考えないで、人のをうつすだけと言われ、しずちゃんからも勉強にならないでしょと言われてしまった。
スネ夫のラジコンカーがのび太にガツンとぶつかったので、のび太がスネ夫と口論になった。そこへ、ジャイアンが来て、「スネ夫のてきは、おれのてきだ」と言いながら、のび太を「ボカ ボカ」殴りつけた。
ドラえもんに説明すると、スネ夫が悪いと言いながら、スネ夫やジャイアンの所へくると、「ピカ ピカ」光り出すひみつ道具『なかまバッジ』を手渡してくれた。その時、ドラえもんはどっかへ行ってしまっていたので、のび太は再度ジャイアンに「ボカ ボカ」と殴られる始末であった。
ドラえもんはミーちゃんが野良猫のクロにいじめられていたので、助けに行ってきたと説明している。本来、このバッジを付けると、「なかまがこまっているときには、たすけにいかなくちゃならない」というひみつ道具である。
ドラえもんに三組の「仲間バッジ」をもらって、一個を先生に進呈したが、「こんなもので遊んでないで、もっと勉強しなさい」と注意され、その上、バッジを捨てられてしまった。しかし、そのバッジをジャイアンが拾って付けていた。
のび太がバッジを探していると、野良犬のクロに追い掛けられたが、ジャイアンが助けにきてくれた。スネ夫にラジコンを貸して欲しいと頼んでいるうちに再度口論になってしまい、再びジャイアンが助けにきてくれることになった。
出木杉にバッジを貼り付け、宿題を助けてもらい、ピアノのレッスンがあるというしずちゃんにもバッジを貼り付けて、あやとりを一緒にすることになった。しかし、ジャイアンのかあちゃんがバットを持って追い掛けてきたので、「いっしょに叱られてくれえ」というジャイアンとともに、のび太も懸命に逃げることになってしまった。
[S1707・B0417・028705]