エネルギーせつやく熱気球[★★]
[初出誌] 『エネルギーせつやく熱気球』、「小学二年生」1984年2月号、8頁、44コマ
[単行本] 『エネルギーせつやく熱気球』、「てんとう虫コミックス ドラえもんプラス第4巻」2005年8月25日 初版第1刷発行、8頁、44コマ
[大全集] 『エネルギーせつやく熱気球』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 15」2011年9月27日 初版第1刷発行、8頁、44コマ
【初出誌vs.大全集】
変更なし
[梗概] いとこのスネ吉兄さんが熱気球に乗せてくれると、スネ夫が自慢し出した。ドラえもんにその話をすると、ひみつ道具の『エネルギー節約熱気球』を出してくれた。パパのライターを借りて熱気球をふくらませ、もうひとつのひみつ道具『ブロージェット』を軽く吹くと、自由にどこへでも飛んでいくことができた。
のび太はしずちゃんが窓から、熱気球を見ていたので、ライターを消して、静かにしずちゃんの家の近くに降りた。しずちゃんを乗せて、のび太が熱気球を操縦することになった。
ジャイアンが歩いていたので、ライターを消して降りると、追い掛けてきたので、再度ライターを点けて、空へ素早く上昇した。ライターの炎を大きくして、高く昇ろうとすると、猛スピードで上昇し、二人はグロッキー気味になってしまい、いつのまにか海の上を飛んでいた。
ガスもなくなり、熱気球はどんどん低下し、その上、海にはたくさんのサメが泳いでいた。ドラえもんが広場に迎えに行くと、ガスもなくなり、のび太は「着ているものすこしずつもやして、やっと帰ってきたんだ」と泣いて報告し、しずちゃんは「だからいやだといったのに」と訴えていた。
[S1523・B0415・028402]