イメージベレーぼう[★★]

[初出誌] 『イメージ・ベレーぼう』、「小学二年生」19832月号、8頁、47コマ

[単行本]  『イメージベレーぼう』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第4巻」2001125日 初版第1刷発行、7頁、47コマ

[大全集] 『イメージベレーぼう』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 142011629日 初版第1刷発行、7頁、47コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 変更なし

 

 [梗概]  しずちゃんに絵のモデルになってもらい、「友だち」という題の宿題を終えようとしたが、モデルに帰られてしまった。ドラえもんに頼むと、ひみつ道具の『イメージベレーぼう』を出してくれた。

 

  この帽子を被って、「物の形を考えると、その考えがかたまる」というもので、目を閉じてしずちゃんの姿を思い出すと、しずちゃんが登場した。

 

 これをモデルにして再度、絵を描いてみたがうまくいかず、モデルなんか関係ないことがわかった。しずちゃんとこの帽子を被って、のび太はしりとりをした。しりとりはのび太の「パンツ」に始まって、つりがね草、「ウンコ」、コンフレーク、「クジラ」とのび太の出すものは変なものばかりで、止めることになった。

 

 土管のある広場で遊んでいるジャイアンを、のび太は帽子を被って、出した怪獣で驚かせようとしたが、全然効き目はなく、帽子も奪われてしまった。ジャイアンが帽子を被って家に帰ると、かあちゃんから「ガミ ガミ」と怒鳴られた。

 

  思わず、「かあちゃんのおにばば」、「ゴリラかあちゃん」、「ブタかあちゃん」とつぶやくと、三種類の怖いかあちゃんがジャイアンの目の前に現れた。

[S1423D0417028302]