ヤメサセロボット[★★]
[初出誌] 『ヤメサセロボット』、「小学二年生」1982年12月号、8頁、44コマ
[大全集] 『ヤメサセロボット』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 14」2011年6月29日 初版第1刷発行、8頁、44コマ
【初出誌vs.大全集】
変更なし
[梗概] のび太はまたまた宿題を忘れて廊下に立たされたので、今日こそ昼寝をしないで宿題やると決心した。机の前に座ると、アッという間に眠くなって、横になり出した。腹を立てたドラえもんは『ヤメサセロボット』を取り出し、このロボットに「ひるねをやめる!!」と誓わせている。
そのため、のび太が「グー」と眠ると、「パカ」と、このロボットはトンカチでのび太の頭をたたいた。
エンピツを口にくわえ、「ウ~ン…!」と目をつぶって考えたり、「グー」とお腹が鳴ると、ロボットは敏感に反応して、のび太は「パカ」と殴られた。このロボットに一度スイッチを入れると、誰にも止められなくなる。
何かを止めたがっている人に、バトンタッチする方法しかないしろものである。のび太のパパがタバコを止めたがっているので、パパにバトンタッチをした。あまりの痛さに、パパは交代を申し出たので、外へ出て代わりの人を探すことになった。
土管のある広場で、「かあちゃんかんべん。おれもうぜったいにらんぼうやめるから」とジャイアンが頼んでいたので、のび太のパパはジャイアンにバトンタッチすることができた。スネ夫に告げ口したなと殴りかかり、変なロボットをよこしたな、とドラえもんやのび太を追い掛けると、このロボットはジャイアンを「パカ」と殴りつけた。
[S1421・M01048・028212]