完全しゅうせいき[★★]
[初出誌] 『かんぜんしゅうせいき』、「小学二年生」1982年7月号、8頁、50コマ
[単行本] 『完全しゅうせいき』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第4巻」2001年1月25日 初版第1刷発行、7頁、50コマ
[大全集] 『完全しゅうせいき』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 14」2011年6月29日 初版第1刷発行、7頁、50コマ
【初出誌vs.大全集】
「しずかちゃんにみせよう」が「しずちゃんに見せよう」に変更[122(9)]
「しずかちゃんをかいてあげる」が「しずちゃんをかいてあげる」に変更[123(3)]
「しずかちゃんがよろこんでくれてよかった」が「しずちゃんがよろこんでくれてよかった」に変更[124(4)]
[梗概] のび太が宿題の算数をやっても間違いだらけ、作文にハイキングのことを書いても二行で終わり、図画でドラえもんの絵を描いても不細工になってしまう。見かねて、ドラえもんは『完全しゅうせいき』を出してくれた。ドラえもんの絵をこの機械に入れると、のび太もびっくりするほど素晴らしい絵に修正された。
しずちゃんの所へ行くと、スネ夫がしずちゃんを描いていたので、のび太も一緒に描くことになった。描き終わった後、へたくその絵を修正機に入れて、しずちゃんに見せると、「のび太さん天才」と誉められた。
家に帰って、でたらめの答えを書いた算数の宿題と、二行の作文をこの修正機にかけると、算数の答えは全部正解、作文も「空は青くこころよいそよ風が、小鳥の声を運んできます…」のような名作文に修正された。
[S1416・D0415・028207]