乗りものぐつでドライブ[★★]
[初出誌] 『のりものぐつ』、「小学二年生」1982年4月号、8頁、42コマ
[単行本] 『乗りものぐつでドライブ』、「てんとう虫コミックス ドラえもん第39巻」1989年1月25日 初版第1刷発行、8頁、42コマ
[大全集] 『乗りものぐつでドライブ』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 14」2011年6月29日 初版第1刷発行、8頁、42コマ
【初出誌vs.大全集】
タイトル『のりものぐつ』が『乗りものぐつでドライブ』に変更
[梗概] のび太ひとり、スネ吉兄さんの運転する車で高井山までドライブすることができなかった。とても悔しい思いをして帰ると、ドラえもんはひみつ道具『乗りものぐつ』を出してくれた。
格好があまりよくないので、のび太は使う気があまりしなかったが、左端のボタンを「カチ」と押すと、動き出し、からだを前に倒すとスピードが「ドン ドン」出て、スネ吉兄さんの車に追いつくことができた。
スネ吉兄さんが猛スピードで追い抜いていったので、二番目のボタンを押すと、ジェット機になり、アッという間に高井山につき、さらに速すぎて通り過ぎてしまった。まん中のボタンを押すとヘリコプターになったので、のんびり空の散歩を楽しみ、きれいな春の山や湖を十二分に堪能することができた。
さらにモーターボートにし、湖をぞんぶんに走らせて、楽しく遊ぶことができた。少し休んで、昼寝でもすることになった。スネ吉兄さんの車は途中、道路が混んでかなり遅れて高井山に到着した。
山に着くと、ドラえもんとのび太が「グウ…」と寝ていたので、こっそり「乗りものぐつ」を借りて、どのボタンを押してよいかよくわからなかったが、適当にボタンを押すと、「キャアッ ブク ブク ブク」と湖の中に入っていってしまった。二人の押したボタンは潜水艦のボタンであった。
[S1413・A3907・028204]