コジツケール[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『コジツケール』を「ポト」と垂らすと、お酒をサケにと強引にこじつけることが可能となる。

 

【使用目的】 ドラえもんは「酒」を「お魚のサケ」と勘違いしていたので、お酒の瓶に「サイラン液」を「ポト」と入れた後、ドラえもんは「コジツケール」を出している。

 

【使用結果】  ドラえもんは「酒」を「お魚のサケ」と勘違いしていたので、「サイラン液」をお酒のビンに「ポト」と垂らし、さらに、新しく「コジツケール」をお酒のビンに垂らした。しばらくすると、酒のタマゴが産まれ、孵って「チョコ チョコ」泳ぎだした。

 

  早速、「はるばる川を下って、遠い海で大きく育って帰ってくるんだよ」と言いながら、川に流した。すると、三日ほどでサケが川に帰ってくるから、みんなで釣りに出かけた。

 

 おつまみのピーナッツをえさに釣っていたが、全然釣れないので、ドラえもんが水中に飛び込んで,調べてみたが、酒ビンは一本も泳いでいないことがわかった。みんなはだまされたと思って、「カン カン」になって帰っていった。

 

 家でテレビを見ていると、「東京湾で酒ビンのような形をした魚が発見されました」といったニュースが流れた。「サケにはもとの川に戻ってくる本能があるにもかかわらず、上ってこないのは水がきたないことによるものだという結論になった。ドラえもんはひみつ道具『ウォータークリーンシップ』を取り出し、川や湖の水をきれいにすることにした。

 

 サケがきてくれるか心配であったが、川下が波立って…だんだん近づいてくるのを二人はしっかり確認することができた。たくさんのサケが元気で帰ってきた。大量のサケを捕獲したので、ドラえもんとのび太は「タケコプター」に乗りながら、「みんな川をきれいにしようね。サケの住めるきれいな川に」と、下を歩いているジャイアン、スネ夫、しずちゃんに積極的に呼び掛けていた。

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