交通規制タイマー[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『交通規制タイマー』を道路にセットしておくと、その間、誰もその道を通れなくなる。そのタイマーで、道を通れなくする時間を自由自在に設定できる。

 

【使用目的】 土管のある広場も、当分の間、工事のための材料置き場になっているため、子どもたちは外で遊ぶことができなかった。そのため、ドラえもんは「交通規制タイマー」を取り出している。

 

【使用結果】 道路の両端に「交通規制タイマー」を置き、タイマーを一時間にセットしておくと、この道に来た車は忘れ物を思い出してUターンし、ジョッガーは別の道を走ってみたくなった。しずちゃんは道の真ん中で日なたぼっこしながら読書を始め、スネ夫は思いっきりラジコン車を走らせ、ジャイアンは道路一面に落書きを始め、のび太はローラースケートで道を滑りまくった。

 

 アッという間に一時間が過ぎたので、もう一時間と言いながら次々に数時間も延長してしまった。十分に遊んだので、みんなは家路についた。帰り道では、自動車がクラクションを鳴らし続け、多くの人々は「この道はばかにこんでるなあ」という感想を漏らしていた。

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