現実中継絵本[★★]

【道具解説】 『現実中継絵本』は「テレビみたいに本物を映し」、しばらくの時間帯、現実を中継できるひみつ道具である。

 

【使用目的】 ドラえもんは野良ネコのクロにいじめられているミイちゃんを助け出すために「現実中継絵本」を取り出している。

 

【使用結果】 ドラえもんが「現実中継絵本」を見ていたら、近所のネコが野良猫のクロにいじめられていた。その光景を見て、ドラえもんは「いつもみいちゃんをいじめるんだ」と助けに飛びだしている。

 

 のび太が「おかあさん」という絵本をママに向けて、「現実中継絵本」のスイッチオンすると、絵本にママが写り、古雑誌をしばって、物置にしまうときに割れた花びんを発見した。のび太は逃げ出して、外で「ともだち」という絵本にしずちゃんを「カチ」とうつし、「のりもの」という絵本に飛んでいるヘリコプターを「カチ」とうつした。

 

  屋根の上でひと休みして、絵本を見ていると、しずちゃんのカナリヤが逃げたのでつかまえてあげたり、スネ夫のラジコンヘリが木にひかかっているのがみえたのでとってあげたりして、とても感謝された。

 

 雨が降り出したので家に帰ると、ママは「どこかへでかけたみたい」とドラえもんが教えてくれたので、「おかあさん」という絵本を見ると、ママは郵便ポストの前で雨宿りをしていたので、カサを持って出迎えに行った。のび太が「花びんをわったのごめんね」と謝ると、ママは「のびちゃんありがとうたすかったわ」と、叱られないで感謝された。

[S17511A44014019004415]