ケロンパス[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『ケロンパス』は人の疲れを「スッ」と取ってくれ、そして、他人に疲れをうつすことのできる膏薬である。疲れた人に貼ったその膏薬を他の人に貼り替えると、疲れた人と同じ水準の疲労を体感できる。
【使用目的】 のび太がスキーを担いで階段から降りる時、足を滑らせて「ドタ ドタ ドッタン」と転げ落ちた。そして、足をくじき当分外に出ることができなくなった。ドラえもんは「ほんとに、体を動かさないと毒なのにな」と思い、「ケロンパス」を取り出している。
【使用結果】 スキーでくたくたになったしずちゃんの疲れを、「ケロンパス」で譲ってもらって、のび太に貼り付けると、激しく滑りまくったあとの心地よい疲れを体験できた。
ドラえもんはくだらない仕事だと思いながら、のび太の運動不足を解消するため、外でマラソンなどをしている30人分の疲れを取ることができた。ちょっと取りすぎたと思ったが、のび太の希望でこの道具を貼り付けると、のび太は顔を真っ赤にして、「くた~ へとへと」と座り込みながら、「疲れすぎて立つこともできないよお」と呻いていた。
[S03489・F18023・057501・244]
「ケロンパス」は「ケロンパ」と「サロンパス」の合体パロディ版である。