そっくりかかし[★]
[初出誌] 『そっくりかかし』、「小学二年生」1981年4月号、7頁、47コマ
[単行本] 『そっくりかかし』、「てんとう虫コミックス 未収録作品スペシャル ドラえもん 第3巻」「ぼく、ドラえもん。」第3号付録、平成16年4月5日発行、7頁、47コマ
[大全集] 『そっくりかかし』、「藤子・F・不二雄大全集藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 13」2011年4月30日 初版第1刷発行、7頁、47コマ
【初出誌vs.大全集】
「空気をぬけっ」が「スイッチをきれっ」に変更[102(3)]
[梗概] のび太の玄関前に二本のつくしが生えたので、取りに来る人を監視する必要があった。ドラえもんが『そっくりかかし』を出してくれたので、のび太がそのかかしを吹くと、のび太そっくりの見張り人になった。
最初につくしを取りに来た人には、のび太の見張りは効果があったが、スネ夫にはのび太の見張りは全く通用しないので、つくしは一本奪われてしまった。広場の土管の上で歌っていたジャイアンに、「ただのゴムホース」を吹いてもらって、ジャイアンの見張りを立てることになった。
威力は抜群で、スネ夫を「ウガー」と脅し、安雄やはる夫も「ボカ ボカ」殴られて、つくしに手を出すことができなかった。本人のジャイアンが自分のかかしを見て、お互いにけんかを始めたが、いつまでたっても決着が付かないので、スイッチを切ることになった。
ママから「宿題もしないで、そんなおもちゃで遊んでいたのね」と叱られ、その後、ママがかかしになって、のび太の勉強を監視することになった。
[S1313・E0303・028104]