かんしゃく紙[]

[初出誌] 『かんしゃく紙』、「小学二年生」198010月号、7頁、46コマ

[単行本]  『かんしゃく紙』、「てんとう虫コミックス ドラえもんプラス第5巻」2006325日 初版第1刷発行、7頁、46コマ

[大全集] 『かんしゃく紙』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 122011330日 初版第1刷発行、7頁、46コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 変更なし

 

 [梗概] のび太はジャイアンやスネ夫にかんしゃく玉で脅かされたので、仕返しをドラえもんに相談すると、ひみつ道具である『かんしゃく紙』を出してくれた。この紙をそうっとちぎって、丸めて、ポイと投げると、「パン」とすごい音で爆発する。

 

  土管の上で話しているジャイアンとスネ夫に仕返しするため、「かんしゃく紙」をいくつか丸めてぶつけようとした時、石につまずいて、「ドサッ」と前に倒れたので、のび太の目の前で全部爆発してしまった。

 

 次ぎに作戦を変えて、ドラえもんが折り紙飛行機で飛ばして、攻撃しようとしたら、風の向きが変わって、のび太たちが爆発の犠牲者になってしまった。先回りして、通り道にばらまいて置いたら、十円玉が道の端っこに落ちていたので、ジャイアンとスネ夫をそちらのほうへ歩いていってしまった。そこへしずちゃんが歩いてきたので、のび太が危険を知らせに行くと、のび太がかんしゃく紙を踏んでしまった。

 

 最後の手段として、ジャイアンの家の前に一杯ばらまいて置いたら、風で町中に散らばり、町のあちこちで「パン パアン パン パン」と連続的に爆発した。家に帰ると、ママから「ご近所の人に、おこられたわよ」と怒鳴られ、のび太は「このばくはつがいちばん大きい」と思った。

[S1219B0515028010]