自動人形劇[★★]
[初出誌] 『自どう人形げき』、「小学二年生」1980年3月号、9頁、60コマ
[単行本] 『自動人形劇』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第6巻」2006年9月3日 初版第1刷発行、9頁、60コマ
[大全集] 『自動人形劇』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 11」2010年11月30日 初版第1刷発行、9頁、60コマ
【初出誌vs.大全集】
変更なし
[梗概] のび太たちが画用紙と紙粘土を使って、『白雪姫』に登場する人物を作っていた。土管のある広場で人形劇を始めると、ジャイアンがやってきて、無理やり白雪姫をやると言い出した。ジャイアンが始めると、劇はメチャメチャになり、お客もあきれて帰ってしまった。
ジャイアンが帰った後、ドラえもんが『自動人形げき』の機械にシナリオを入れて、白雪姫の劇を再度始めることにした。白雪姫に食べさせようとした毒リンゴはのび太のおやつのカキで代用することになった。しかしながら、魔法使いが白雪姫に食べさせようとした時、ジャイアンがそのカキを奪って食べてしまった。
ジャイアンを『さるかに合戦』のサルにし、人形劇で仕返しすることになった。再々度登場したジャイアンは「キキキ キャッ キヤ」とサルみたいな声を出しながら、家に帰って、廊下を歩いているとハチミツの瓶につまずいてぶっ倒れてしまった。
そこへ、かあちゃんからウスを物置にしまうの手伝ってくれと言われたので、一緒に運んでいると、かあちゃんは「くりごはんを火にかけたままわすれてた」と言って手を放してしまった。ジャイアンは後ろに倒れ、おなかに重いウスをのせて、「おこしてくれえ、ウ~ン」と涙を出してうなっていた。
[S1125・D0620・028003]