はなバルーン[]

[初出誌] 『はなバルーン』、「小学二年生」19797月号、7頁、54コマ

[単行本]  『はなバルーン』、「てんとう虫コミックス ドラえもんプラス第6巻」2014126日 初版第1刷発行、7頁、54コマ

[大全集] 『はなバルーン』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん ドラえもん 1120101130日 初版第1刷発行、7頁、54コマ

 

【初出誌vs.大全集】

「じゃあもっとつくる」が「じゃあもっと」に変更[127(7)]

 

 [梗概] のび太だけ風船ガムをうまくふくらませることができないので、みんなに「ゲラ ゲラ」笑われてしまった。のび太の欲しがる「フーセンガムふくらましき」はなかったけれども、ドラえもんはその代わりに『はなバルーン』を出してくれた。この容器を鼻の穴に突っ込んで、はな息を出すと、大きなバルーンになった。のび太は最初の頃、このやり方をとてもかっこ悪いと思った。

 

 のび太はみんなの前で、すごくてきれいなバルーンを作ってびっくりさせた。ジャイアンやスネ夫に秘密がばれてしまったけれども、いくつかのバルーンを手に持つと空に浮かぶことができ、二人から逃れることができた。たくさんのダンボールにこのバルーンを入れて、しずちゃんと一緒に飛行船を楽しんだ。

 

 この容器の液を、ジャイアンが「プシュ プシュ プシュ」と鼻の穴へ入れすぎたため、「グフ」と鼻から溢れてしまった。一方、スネ夫のバルーンは大きくなりすぎて、鼻につけたまま空中に舞い上がってしまった。

[S1117E1402027907]