植物ペン[★★]
[初出誌] 『しょくぶつペン』、「小学二年生」1978年6月号、7頁、44コマ
[単行本] 『植物ペン』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第6巻」2006年9月3日 初版第1刷発行、7頁、44コマ
[大全集] 『植物ペン』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 10」2010年10月30日 初版第1刷発行、7頁、44コマ
【初出誌vs.大全集】
「花をあいする人は、心のきれいな人だって」が「花を愛する人は心のきれいな人だってさ」に変更[114(2)]
「これ何の木なの?」が「ずいぶんかわった木ね」に変更[118(1)]
「さむくてがまんできない!!」が「寒くてがまんできないっ!!」に変更[119(5)]
【単行本vs.大全集】
「これ何の木なの?」が「ずいぶんかわった木ね」に変更[118(1)]
[梗概] スネ夫は心を込めて育てた花をしずちゃんにプレゼントした。しずちゃんから「スネ夫さんが花をすきだなんて知らなかった」と言われると、キザなスネ夫は「花をあいする人は心のきれいな人だって」とほざいていた。
家に帰り、ママに「ぼくも花を愛して育てたい」と頼むと、ママから「きょ年アサガオのたねをまいたっきり、ちっともせわしないで、からしてしまったのだれかしら?」と言われる始末であった。
ドラえもんはヘルトペンで紙に花の絵を描いた。その紙をまるめてタネにして、植木鉢にまいて、水をまくと、しばらくして花が咲いた。この『植物ペン』では、どんな草花や木でも描いた通りに生えてくる。
しずちゃんにユリ、ひまわりなどの美しい花を描いてもらった。のび太もバナナ、ブドウ、リンゴ、ミカン、メロン、スイカが一度になる、不思議な木を描いた。ドラえもんは広告のちらしの裏に描いて、水をかけると木の家になった。部屋に入ると、寒くてがまんできなかったので、調べてみると冷蔵庫の広告の裏に描いたためであった。
[S1015・D0607・027806]