きんとフードときんとうん[★★]
【道具解説】 『きんとうん』は高い山に住んでいる珍しい生き物で、むかし仙人が飼い慣らしてそれに乗っていたひみつ道具である。ひみつ道具である『きんとフード』はその生き物が大好きな餌である。
【使用目的】 のび太はテレビ番組の『孫悟空』を見ていて、学校に遅れないため、孫悟空の使う「ヒラリ」と乗って移動できる雲を、ドラえもんにリクエストしている。それに対して、ドラえもんは「きんとうん」を取り出している。
【使用結果】 『どこでもドア』で高い山へ行き、「きんとうん」の大好きな「きんとフード」を出して、きんとうんの現れるのを待った。しばらくすると、五匹のきんとうんが現れ、餌を食べ出したので、一番元気のいいきんとうんを、ドラえもんは投げ縄でつかまえた。
家に帰って、のび太がきんとうんに乗ると、日本中飛び回って、学校へ着いたのはお昼ごろであった。繰り返し練習して何とか乗れるようになったので、きんとうんに乗って散歩に出かけた。ジャイアンが「そんなものだれだってのれらい」と言うので、貸すと、ジャイアンはそれに乗って家に帰って行ってしまった。
家でジャイアンがきんとうんを飼っていると、窓辺にお化けのような大きな親雲が来て、子どもを連れて広い空に帰って行ってしまった。
[S12102・D04138・028004:024]