中身ポン[]

[初出誌] 『中みポン』、「小学二年生」197712月号、7頁、46コマ

[単行本]  『中身ポン』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第2巻」1999121日 初版第1刷発行、7頁、46コマ

[大全集] 『中身ポン』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 92010830日 初版第1刷発行、7頁、46コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 「かわは、ボールみたい」が「皮はゴムまりみたい」に変更[160(4)]

 「わっ、もったいない」が「わあ、もったいない」に変更[161(1]

 「だけど、はこだけりっぱで、中みはたいしたことない」、「そういうこと、あるからな」が「だけど、これ箱ばかりりっぱで、たいしたことないんだ」、「さっそく調べよう」に変更[161(8)]

 

 「こんな大きなはこに、ヨーヨーだけ」が「こんな大きな箱にヨーヨーひとつ」に変更[162(1)]

 「ヘリコプター!」が「ヘリコプターのプラモ」に変更[162(4)]

 「おい、何をしてるんだ」、「今、行くよ」が「おい、なにやってんだ」、「いま行く」に変更[162(5)]

 

「ジングルベルジングルベル、たのしいなあ」が「ジングルベルジングルベル星は光り」に変更[162(6)]

「ええっ、ぼくびりだよ」が「えーっ、ぼくビリだよ」に変更[163(2)]

 

【単行本vs.大全集】

 「ジングルベルジングルベル、楽しいなあ」が「ジングルベルジングルベル星は光り」に変更[162(6)]

 

 [梗概] のび太はクリスマスプレゼントの中身を当てるため、念力で中身のビー玉を見る練習をしていたが、うまくいかなかった。去年は使いかけの色鉛筆、おととしはボロボロのマンガ本であったと訴えるので、ドラえもんはひみつ道具である『中身ポン』を取り出してくれた。この道具を振りかけると、中身だけ袋から落ち、落ちたものを簡単に元に戻すこともできる。

 

 クリスマス・パーティの始まる前に、すべての中身をチェックすることができ、今年はヘリコプターのプラモと決めた。パーティも終わり、プレゼントはゲームで勝った順番ということになった。のび太はビリであったので、あらかじめ決めておいた袋を奪って帰ろうとしたら、「中身ポン」が全身にふりかかって、のび太は素っ裸のまま服から飛び出してしまった。

[S0921D0216027712]