つきぬけざぶとん[★★]

[初出誌] 『つきぬけざぶとん』、「小学二年生」197612月号、8頁、57コマ

[単行本]  『つきぬけざぶとん』、「ぴっかぴかコミックス ドラえもん第3巻」2004115日 初版第1刷発行、8頁、57コマ

[大全集] 『つきぬけざぶとん』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 82010630日 初版第1刷発行、8頁、57コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 「つきぬけざぶとんかしてえ」が「そのざぶとん貸してえ」に変更[128(6)]

 

 [梗概]  スネ夫が一時間親せきの葬式で正座したら、足が自分の足じゃなくなり、じんじんびりびりして、満足に立てなかった。この話を聞いて、ジャイアンはがまん会を開き、一等になった者はビリを殴るというアイディアを提案した。この話をすると、ドラえもんは『つきぬけざぶとん』を出してくれた。

 

 この座布団に座ると、足が畳や床を突き抜けるというものである。がまん大会の一時間が終わって立ち上がると、のび太以外は足もしびれて、満足に歩けなかった。いちばんビリになったジャイアンはのび太に「ガツーン」と殴られてしまった。

 

 家に帰ると、のび太はこの座布団を使って、荷物を棚に上げているパパを壁越しに「コチョ コチョ」くすぐったり、お客さんを座布団に座らせて、スポッと床下に落としたりしていた。

[S0816F0308027612]