まほうのひも[★★]
[初出誌] 『まほうのひも』、「小学二年生」1973年2月号、7頁、40コマ
[単行本] 『まほうのひも』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第6巻」2006年9月3日 初版第1刷発行、7頁、40コマ
[大全集] 『まほうのひも』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 4」2009年12月30日 初版第1刷発行、7頁、40コマ
【初出誌vs.大全集】
「へえっ」が「へえーっ」に変更[122(6)]
「ええ。三人もいたって」が「えーっ、三人もいたって」に変更[125(1)]
「こんなことになるから、いやだといったんだあ」が「こんなことになるから、いやだといったんだ」に変更[125(5)]
「わあおいしそうだ、おくれ」が「わあ、うまそうだ、おくれ」に変更[136(4)]
[梗概] お使いに行く途中には、怖いイヌやいじめっ子が現れそうであり、その上、雨が降り出しそうなので、のび太はママに断ったが、許してもらえません。ドラえもんは笛を吹きながら、不思議な『まほうのロープ』を出してくれた。
のび太がロープを連れてお使いに出かけると、雨が降り出したので、喜んで帰ろうとすると、ロープにつかまってしまった。そのロープはカサになり、怖いイヌが出ると、大きなイヌになって「ワン」とほええて撃退してくれた。ロープは自動車にもなり、川に落ちれば船にもなってくれた。
三人のいじめっ子がのび太に襲いかかると、ゲンコツを作って、三人を殴り飛ばしてくれた。帰りには、お使い先の奥さんからおみやげにドラ焼きをもらって帰った。最初に、のび太がドラ焼きを与えたのは、ドラえもんではなく、ロープくんであった。
[S0423・D0608・027302]