まほうの地図[★★]
[初出誌] 『まほうの地図』、「小学二年生」1971年4月号、9頁、56コマ
[単行本] 『まほうの地図』、「てんとう虫コミックス ドラえもんプラス第5巻」2005年8月25日 初版第1刷発行、9頁、56コマ
[大全集] 『まほうの地図』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 3」2009年10月28日 初版第1刷発行、9頁、56コマ
【初出誌vs.大全集】
「スネ夫くうん」が「スネ夫く~ん」に変更[112(3)]
「はいれ」が「入れよ」に変更[112(4)]
[梗概] パパは会社の大事な仕事で大阪に出張する予定であったが、寝坊して汽車に乗り遅れてしまった。ドラえもんとパパが『まほうの地図』で体を包んで、アッという間に大阪に着くことができた。この地図に、「行きたいところへしるしをつけて体に巻きつけると、すぐ行ける」というひみつ道具である。
のび太はドラえもんに東京地方の地図を出してもらい、虫めがねで印を付けて、スネ夫の家に行くことにした。スネ夫としずちゃんがシュークリームを食べているところへ行って、のび太とドラえもんは強引にご馳走になった。
テレビでは、上野公園のお花見の模様を中継していた。スネ夫が昨日桜見物したというので、のび太はこの地図で行って、テレビの画面からスネ夫たちをビックリさせた。スネ夫が信用しなかったので、次に、小金井の桜を中継していたので、小金井に行ってテレビの画面からスネ夫に呼びかけて、スネ夫はもちろんのこと、しずちゃんをもビックリさせることになった。
スネ夫はドラえもんから何枚もの地図を奪って、デタラメに印を付けて旅に出掛けた。くるまって着いた先は地球の地図じゃなかったので、火星人のような宇宙人が住む世界であった。
[S0313・B0510・027104]