影ふみオイル[★★]

[初出誌] 『かげふみオイル』、「小学一年生」19839月号、7頁、51コマ

[単行本]  『影ふみオイル』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第3巻」200043日 初版第1刷発行、7頁、51コマ

[大全集] 『影ふみオイル』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 152011927日 初版第1刷発行、7頁、51コマ

 

【初出誌vs.大全集】

「こわいんだもの」が「こわいんだもん」に変更[480(6)]

「おまえかっ」が「おまえか?」に変更[483(9)]

「ぼく、ほんとにしてない」が「ぼくほんとに知らない」に変更[484(2)]

 

「いいや、おまえがやったのにちがいない」が「いーや、おまえがやったのにちがいない」に変更[484(7)]

 

 [梗概] のび太はジャイアンのいないところで、「きょうこそゆるさないぞ」、「おまえなんかぶんなぐってやる」と怒鳴っていた。それを見て、ドラえもんは『影ふみオイル』を出して、のび太の仕返しを応援している。

 

 人の影にオイルを振りかけ、その影が踏まれたりすると、体に同じような痛みを感じる。のび太がこのオイルをジャイアンに簡単に振りかけることも、振りかけても、影が短すぎて、その影を踏むこともできなかった。何とか、振りかけてその影に石を投げたり、長い竹ざおを使ってぶったりして、痛みを与えようとしていた。

 

 ジャイアンに気づかれ、二人はつかまってしまったが、偶然自動車がジャイアンの影を踏んでくれたので、仕返しをして、危機を脱出することができた。

[S1559D0309018309]