陸上ボート[★]
[初出誌] 『りく上ボート』、「小学一年生」1983年1月号、7頁、40コマ
[単行本] 『陸上ボート』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第2巻」1999年12月1日 初版第1刷発行、7頁、40コマ
[大全集] 『陸上ボート』、「藤子・Ｆ・不二雄大全集 ドラえもん 15」2011年9月27日 初版第1刷発行、7頁、40コマ
【初出誌vs.大全集】
「土かんをどけて」が「土管をどけてえ」に変更[74(4)]
「ははは、みんなびっくりしてる」が「アハハ、みんなびっくりしてる」に変更[75(4)]
「まてえ。おれたちものせろ」が「待てーっ、おれたちも乗せろ」に変更[76(1)]
[梗概] スネ夫が公園の池のボートに乗れることを自慢したので、のび太はしずちゃんにボートに乗せることを約束したが、ママから、公園の池は危ないからだめと言われてしまった。ドラえもんはママから、公園の池ではなく空き地で乗ることを条件に許可をもらった。
ドラえもんは土管のある広場で、土の上に浮かぶ船、ひみつ道具である『陸上ボート』を取り出してくれた。しずちゃんとボートに乗ったが、漕ぐと疲れ、土管にぶつかったりして、あまり楽しくなかった。
次に、漕がなくても進むボート、ひみつ道具である『陸上モーターボート』を出してもらった。ドラえもんから道路に出てはだめと言われていたが、同じ所ばかりをグルグル回るので飽きてしまい、道路に出てみた。水しぶきで先生を驚かせたりしたが、赤信号で止まったときに、ジャイアンとスネ夫にモーターボートを奪われてしまった。
最後に、のび太はひみつ道具である『陸上せん水かん』を出してもらい、裏山で乗り回しているモーターボートをこの潜水艦で追い掛け、魚雷を発射して、ボートを陸の上で沈没させている。
[S1510・D0219・018301]