音の消えるマイク[]

【道具解説】 ジャイアンのリサイタルで、子どもたちが我慢の限界に近づいた。すると、その時、ドラえもんがジャイアンにタイミングよく差し出したひみつ道具の『音の消えるマイク』で、子どもたちは地獄から解放された。

 

【使用目的】 ジャイアンが誘いに来た時、のび太は押し入れに隠れて、居留守を使おうとした。ジャイアンの独唱会に対して、ドラえもんは「歌ぐらい聞いておだててやればいいじゃないか」と発言しているが、のび太は「おんちの怪獣が化けて出たような声だぞ」と形容し、断固拒否したい気持ちを吐露している。しかし、強引に誘われたので、みんなと一緒に広場で聞くことになった。

 

 ジャイアンはミカン箱の上で、「ボエ~ オエエ~ ギア~」と絶唱していた。終わったあと、ジャイアンが「おれってつまんない男だけどよ。歌だけは自信があるんだ」としみじみ語ると、スネ夫が「きみならすぐにでも歌手になれるよ」とおだてたので、ジャイアンはリクエストに応えてもう一曲歌うことになった。ドラえもんが『音の消えるマイク』を持って、広場に行くと、歌でショックを受け、ぶっ倒れてしまった。

 

【使用結果】 「音の消えるマイク」で音が完全に消されたので、みんな無事ジャイアンの独唱会を切り抜けることができた。

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