【道具解説】 ひみつ道具である『お年玉袋(梅、松、竹)』は三種類で構成されている。ごほうび型(梅)は「人のためにいいことをして「ありがとう」といわれるたびに十円ずつ出てくる」、なぐさめ型(松)は「しかられたりいたいめにあった時、袋の中からお金がでる」、節約型(竹)は「むだをはぶくとはぶいた分だけお金になって出てくる」お年玉袋である。
【使用目的】 のび太のパパは教育上よくないから、ぼくのためを思ってお年玉を少なくしたんだと、のび太に告げている。その話をした後も、のび太はひとり「ブツ ブツ」不満を漏らしていたので、ドラえもんは『お年玉袋(梅、松、竹)』を出している。
【使用結果】 のび太は最後に「節約型」にチャレンジした。ストーブを止め、家中の電灯をすべて外し、玄関や戸もすり減って傷むので開けたまま寝ていた。帰ってきたママやパパから不用心だと強く叱責されたので、のび太はドラえもんに「松」の袋と取り替えてほしいと頼んでいる。
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