押し掛け電話[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『押し掛け電話』から電話がかかって来た時、受信口で「もしもし」というと「スポ」と吸い込まれ、相手の送信口から飛び出してお話しすることができる。

 

【使用目的】 のび太が友だちと長電話をしていたら、パパから叱られ電話が使えなくなってしまった。すると、ドラえもんが「押し掛け電話」を出してくれた。

 

【使用結果】 ドラえもんにいろんな家に、この電話を置いてもらうことにした。スネ夫の家に電話して「ニュウ」と出ると、スネ夫はおいしそうなおやつを食べるところであった。ドラえもんがジャイアンの家に「ニュウ」と出ると、ジャイアンは「だれもしらない、おれのひみつ。ほほほ。おれ、ままごと大好きなの」とおままごとの最中であった。

 

  ドラえもんは顔を真っ赤にしたジャイアンから、「ドラやきやるからないしょにして!」と強引に頼まれてしまった。

 

 のび太がこの電話でしずちゃんの家にお邪魔したが、いないのでほかの部屋を探している間に、しずちゃんが変な声がしたので、110番に「もしもし」と電話をした。すると、のび太がでてきた電話口に吸い込まれ、のび太の部屋にある電話口から「スポ ビタン」と出ることになった。

 

  のび太のママが「また。ドラちゃんのいたずらね。ごめんなさい」と言いながら、のび太の部屋にあった電話口をすべてゴミ箱にすててしまった。のび太が「るすならしょうがない」といって帰り、ドラえもんもジャイアンからどら焼きをごちそうになって帰ることになった。ドラえもんとのび太はママとしずちゃんの目の前で、ゴミ箱の中から「ペッペッ ひどい」と言いながら出てきた。

[S04087A05169027209082]